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梅雨入りで大事な事(ネクタイ編)

新潟も先週ついに梅雨入りしました。まだジメジメといった感じではありませんが、

これから約1ヶ月半の梅雨時期を快適に過ごしてもらう方法を少しご案内します。

「快適に過ごす!」と言っても人間ではなくはネクタイの話です。

 

ネクタイが梅雨を快適に?と思われるかもしれませんが、こんな経験はありませんか?

礼装用の白いネクタイをタンスから出したら黄色いシミだらけ。

プレゼントに貰ったネクタイを久し振りに出したらカビが・・・。

これはクリーニングに出した後の処置とタンス内の湿気によるものが殆どです。

 

こんな事を書くとクリーニング屋さんに叱られるかも分かりませんが、ここでは

実際にクリーニング屋さんから聞いた話をご紹介します。

クリーニングに出す事で大切な洋服やネクタイに見えない汚れが付いて戻ってきて

いると言う事です。    どういうことか?

 

ネクタイはシルクなのでドライクリーニングをします。

ドライ?すなわち「水を使わないクリーニング」の事です。

シルクや麻などのデリケートな素材を洗う際には専用の溶剤で洗います。

シルクというデリケートな素材を考えるとドライクリーニングに問題はありませんが

その洗い方に問題があり多少の汚れを付けて待ち帰ってきているということです。

 

早い話が皆様のネクタイ1本を洗う為だけに大切な溶剤は使わないのです。

まとめて何本か一緒に、もしくはブラウスと一緒に、あるいはパンツと一緒に洗うそうです。

その溶剤が汚れるまで何回も使いまわすそうです。

結果、ドライクリーニングを5回したスーツを水洗いすると真っ黒な水になるそうです。

これが全てとは言いませんが実際に行われていることです。

私の礼装用の白いネクタイが半年もしないで毎回黄色くシミになるので、クリーニング屋

さん問い合わせたところこの様な回答が返ってきましたwww

しかし我々が出来る対策も聞いてきましたので後半にお話ししたいと思います。

 

その前にネクタイそのものを理解した上で黄ばみとカビの対策をしませんか?

ネクタイにも色々な素材がありますが、今回はシルク100%の話をします。

シルクとは絹。すなわち蚕様から採れる天然の糸の事です。

この糸は1本では弱い為、数本に束ねて撚り強度を与えます。

ネクタイには大きく分けて2種類のタイプがあります。

 

①プリントネクタイ(後染め)

白糸のシルクを1枚の着物の反物の様にします。

白地にネクタイの柄をプリントして裁断して縫製をします。

 

②ジャガードネクタイ(先染め)

白糸のシルクを染料に付け糸を染色します。

染色したシルクを着物の様に機械で織り上げて1枚の反物にします。

反物を裁断して縫製します。

 

①②共に中芯(綿)を付け縫製して殆どのネクタイは防水処理をして完成です。

 

<<ネクタイを購入してからの対策&ケア>>

衣類用の防水スプレーを満遍なくネクタイに吹きかけ陰干しします。

飲食などで付いた汚れは決して自分で取らずすぐクリーニングへ。

応急処置としてジャムなどの瓶にベンジンとネクタイを入れシェイク。

セーターなどを洗える洗剤でも同じ効果があります。

洗浄後は型崩れしない様にハンカチで覆い本などでプレス。

保管場所には必ず防虫防カビ効果のあるアイテムを。

衣類用やネクタイ用の防虫防湿カバーが売られていますので

活用されると良いと思います。

1日中締めたネクタイは汗を吸って湿気もたっぷり溜めています。

ネクタイを保管する環境にもよりますが、いきなりタンスなどに仕舞わず

ハンガーに掛けて乾かしてから保管しましょう。

 

<<クリーニング屋さんから戻ってきてからの対策&ケア>>

クリーニングから戻ってきたらビニール袋から必ず取り出す。

ホコリよけのビニールなので防虫防カビの効果はありません。

ビニールに覆われていることでかえって湿気がこもり黄ばみやカビの原因に。

これを機に信頼のおけるクリーニング屋さんに相談されてはいかがでしょうか。

色々な話が聞けて勉強になりますよ!!

 

※当ショップのネクタイ、ベルト、財布などの天然素材、皮革製品は

湿度や乾燥に弱い為、暗室で24時間365日、温度と湿度の徹底管理を行っております。

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